不正訴えた野党議員、再投票前日に射殺 パキスタン総選挙

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野党・正義運動(PTI)の支持者。カラチで再投票前日に副党首が殺害された

野党・正義運動(PTI)の支持者。カラチで再投票前日に副党首が殺害された

(CNN) 今月11日の総選挙を巡り南部カラチで投票に不正があったと訴えていた女性議員が18日、何者かに射殺されたことが分かった。

死亡したのは野党・正義運動(PTI)のザフラ・シャヒド・フセイン副党首。遺族に近い情報筋が匿名で語ったところによると、カラチ市内の自宅前で車から降りたところを襲われ、後頭部を撃たれたという。

総選挙ではシャリフ元首相率いる最大野党・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)が第1党となるのが確実となったが、シャリフ氏のライバル、イムラン・カーンPTI党首らが不正疑惑を指摘。パキスタン選管はこれを受け、カラチで19日に再投票を実施すると発表していた。

カーン氏はフセイン氏の死に「強い衝撃と深い悲しみを覚える」との声明を出した。

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