中国、鳥インフル死者5人に 米国も対策に追われる

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(CNN) 中国で人への感染が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザウイルスについて、上海市保健当局者は4日、新たに感染者2人が死亡したと発表した。国営新華社通信が伝えた。これで死者は計5人となった。

新華社によると、上海の病院で3日、H7N9型の鳥インフルエンザで2人の患者が死亡。このうち1人は江蘇省に住む48歳の男性で、食用鳥を運ぶ仕事をしていた。中国東部での同ウイルスへの感染者は14人に上るという。

米疾病対策センター(CDC)でインフルエンザ対策部門を率いるジョゼフ・ブレシー氏は「どこでこのウイルスが人に感染したかはまだ分かっていない」と指摘。人と人との間での感染力はそれほど強くないようだとの見方を示した。

ブレシー氏はまた、人への感染源を突き止めるため、CDCは中国当局と緊密に協力していると言及。「CDCでは大至急このウイルスへの備えを進めている。各州の保健当局も、発生に備えて体制を整えつつある」と語り、研究者がワクチンの開発に取りかかっていると説明した。

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