米海軍、ミサイル駆逐艦とレーダーを北朝鮮近海へ派遣

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米海軍の海上配備型レーダー「SBX-1」=Ryan C. McGinley/U.S. Navy提供

米海軍の海上配備型レーダー「SBX-1」=Ryan C. McGinley/U.S. Navy提供

ソウル(CNN) 米海軍が北朝鮮近海にミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」と海上配備型の高性能レーダー「SBX-1」を移動させていることが分かった。米国防総省当局者が1日、明らかにした。北朝鮮によるミサイル発射などの動きを監視するためだという。

韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は1日、国防当局者らとの会合で、北朝鮮が同国を挑発した場合は「政治的な配慮なしで」強く対応するとの姿勢を示した。北朝鮮の脅威を「深刻に受け止めている」とも述べた。

北朝鮮は最近、核兵器使用の可能性に言及するなど挑発的な発言を繰り返してきた。一方、米軍は韓国との合同軍事演習の一環として、核兵器の搭載が可能なB2ステルス爆撃機や、F22ステルス戦闘機を韓国へ派遣した。

北朝鮮が挑発を実行に移す能力に対しては懐疑的な見方が強いが、2010年の韓国・大延坪島(テヨンピョンド)砲撃のような事態を懸念する声もある。

米韓合同演習は今月末まで続く予定。北朝鮮は15日に故金日成(キムイルソン)主席の生誕記念日を控え、威嚇をさらに強める恐れがある。

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