米国が北朝鮮に追加制裁、核実験は「予想難しい」 米国防長官

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北朝鮮の寧辺核施設。2008年2月23~27日に撮影 (C)Brian Rokus/CNN

北朝鮮の寧辺核施設。2008年2月23~27日に撮影 (C)Brian Rokus/CNN

ソウル(CNN) 北朝鮮が米国を標的と想定する核実験と長距離ロケット発射を予告したことについて、パネッタ米国防長官は24日、北朝鮮による核実験を事前に予測するのは難しいとの見方を示した。

国防総省で記者会見したパネッタ長官は、北朝鮮が核実験の準備を進めていることを示す「外面的な兆候」は見られないとしながらも、「率直に言って北朝鮮は、実施しているかどうか非常に判断しにくいやり方で実験を行う能力を持っている」と指摘した。

さらに「北朝鮮が挑発行為を続けていることを憂慮する」と非難する一方、こうした挑発に対する米国の備えは万全だと強調した。

米財務省は、北朝鮮の核兵器開発に関与したとする金融機関などの関係者に対して追加制裁を発表。タンチョン・コマーシャル・バンク(本社・北京)の幹部2人と、リーダー・インターナショナル・トレーディング(香港)の1社を新たに制裁の対象とし、米国の取引相手とすることを禁じた。

英国の国連代表部は北朝鮮に対して「さらなる挑発を自制」するよう求め、フランスは北朝鮮の発表を非難して、核およびミサイル計画の廃棄に向けた対応を要求している。

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