シリア大統領「神の敵は地獄に落ちる」 退陣要求はねつけ

2013.01.07 Mon posted at 11:36 JST

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(CNN) シリアのアサド大統領は6日に行った演説で、国際社会からの退陣要求について対決する姿勢を鮮明にする一方、独自の解決策を提示した。アサド大統領の演説は昨年6月以来。会場に詰めかけた支持者を前に語りかける様子を国営テレビが生中継した。

アサド大統領は演説の中で、反体制派の戦闘員の多くはシリア国民ではなく、シリアの不安定化を目論む外国のテロリストだと非難。外国人がシリア国内でテロを扇動しているとして、「彼らは国民の敵であり、神の敵だ。神の敵は地獄に落ちる」と宣言した。シリア政府のいうテロリストは、多くの場合、反体制派を指す。

アサド大統領はさらに、危機打開のためには周辺国が「テロリスト」に対する支援をやめなければならないと強調し、解決策として国民的対話、新憲法の制定とその是非を問う国民投票の実施などを打ち出した。一方で、反体制派の大部分を含む「テロリスト」とは取引しないと明言した。

これに対して、反体制派もアサド政権を「犯罪政権」と位置付けており、同大統領の退陣を伴わない計画は受け入れないと表明している。

反体制派の統一組織「シリア国民連合」は大統領のこの日の演説を「アラブと国際社会の外交的解決に対する先制攻撃」と位置付け、「国連とかつての同盟国に見放されているにもかかわらず」権力に固執するアサド大統領が、現実的な解決策を示すことはできないと指摘した。


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