米海軍、誘導ミサイル駆逐艦を展開 北朝鮮の発射を監視

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U.S. Navy提供

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(CNN) 米国防総省高官は6日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する可能性があるとみて、誘導ミサイル駆逐艦を展開させていることを明らかにした。

国防総省高官によると、発射を監視し「同盟国を安心させる」目的で、「USSベンフォールド」と「USSフィッツジェラルド」が目的地に向かっている。正確な位置は明らかにしなかった。数日中にさらに2隻を配備する可能性もあるとしている。

北朝鮮は月内のロケット発射に向けて準備を進めているとみられ、4日に撮影された衛星画像を見た専門家は、発射台で作業員の動きが活発化していると分析した。

米太平洋軍のロックリア司令官は国防総省で行った6日午前の記者会見で北朝鮮問題について、「太平洋地域で弾道ミサイルの脅威があることから、急きょ同地域に資源を移動させている」と語った。

ロックリア司令官はさらに、北朝鮮が発射を強行すれば、国連安全保障理事会の決議にも違反するとの見方を示し、「朝鮮半島だけでなく、地域全体の安全保障環境に重大な影響を及ぼす」と指摘した。

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