英キャサリン妃の病院にいたずら電話 女王名乗り容態聞き出す

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病院の前には数多くの取材陣が

病院の前には数多くの取材陣が

ロンドン(CNN) 第1子を妊娠中の英ウィリアム王子の妻キャサリン妃(30)が入院しているロンドン中心部の病院に、エリザベス女王と王子の父チャールズ皇太子の名をかたったいたずら電話があり、看護師が誤って容態を伝えてしまうという出来事があった。

電話をかけたのはオーストラリアの首都シドニーのラジオ局「2Day FM」のDJ2人。エリザベス女王とチャールズ皇太子のふりをして病院の看護婦と会話。キャサリン妃の容態を聞き出したという。会話の模様は録音され、インターネットで公開された。

これを受けて病院は5日、声明を出し、4日朝にいたずら電話がキャサリン妃の病棟に転送され、看護師が短時間、応対したことを認め、深い遺憾の意を表明した。病院の理事長はこの中で「本病院は患者の機密保持を重大な問題だと考えており、電話応対の手順について見直しを行っている」と述べた。

DJたちが出演するラジオ局は当初、公式ツイッターでこの電話を「面白いいたずら」と評していたが5日になって態度を一変させ謝罪した。「ラジオ番組の一部として軽い気持ちでやったこととはいえ、キャサリン妃の病院に対する問い合わせで迷惑をかけたことを心から謝罪する」との声明を出した。

この声明の中で2人のDJは「電話が(担当看護師に)つながったことに非常に驚き、自分たちの妙なアクセントを聞かれたらすぐに切ろうと思った」と、その時の心境を述べている。

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