米NY市庁舎からジェファーソン大統領像を撤去 奴隷保有の歴史理由に

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米ニューヨーク市議会議事堂から撤去されるジェファーソン大統領像/WABC

米ニューヨーク市議会議事堂から撤去されるジェファーソン大統領像/WABC

(CNN) 米ニューヨーク市に187年前に寄贈された第3代大統領トーマス・ジェファーソンの像が、市庁舎から撤去された。

ニューヨーク市によると、市庁舎の議会室にあったジェファーソン像は石膏(せっこう)の複製像で、高さは約2.1メートル。22日に数時間かけて台座から撤去され、ニューヨーク歴史協会に運ばれた。像は同協会に長期リースされる予定。

米国では各地で、南部連合の象徴だった人物や奴隷にかかわった人物の像を撤去する自治体が相次いでいる。

ニューヨーク市の公共デザイン委員会は先月、ジェファーソンが奴隷を保有していた過去を理由に、全会一致で像の移設を決議していた。

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