23年逃走の米最重要手配犯、大リーグの試合観戦か 映像によく似た人物

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大リーグを観戦していた青いシャツの男性=2016年8月5日、米ロサンゼルス/U.S. Marshals

大リーグを観戦していた青いシャツの男性=2016年8月5日、米ロサンゼルス/U.S. Marshals

(CNN) 米国で23年間逃走中の最重要指名手配犯の1人によく似た人物が大リーグの試合を観戦していたことが分かり、米連邦保安官がこの人物に関する情報提供を募っている。

ジョン・ルフォー被告(66)は1990年代後半、3億5000万ドル規模の銀行詐欺を計画したとして有罪となり、禁錮17年半を言い渡された。被告は保釈されたものの、服役先となる刑務所に出頭することはなかった。

被害額のうち約1300万ドルは回収されていない。

ルフォー被告に似た男性が2016年8月5日に米ロサンゼルスで行われた大リーグを観戦していたとの情報が寄せられた/U.S. Marshals
ルフォー被告に似た男性が2016年8月5日に米ロサンゼルスで行われた大リーグを観戦していたとの情報が寄せられた/U.S. Marshals

連邦保安官によると、2016年9月、ルフォー被告は1カ月前に大リーグのレッドソックス対ドジャース戦を観戦し、ホームプレート裏の4席目に青いシャツを着て座っていたとの情報提供があった。

試合の映像を調べた結果、ルフォー被告の特徴に合致する男性がホームプレート裏に座っていたことが判明した。この目撃情報の前、ルフォー被告は1998年にニューヨークの現金自動出入機(ATM)で目撃されたのが最後だった。

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