1日あたりの新規ワクチン接種数、調査開始以降で最低の水準に 米

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米カリフォルニア州リバーサイドの高校で新型コロナの予防接種を実施=9月22日/Gina Ferazzi/Los Angeles Times/Los Angeles Times via Getty Imag

米カリフォルニア州リバーサイドの高校で新型コロナの予防接種を実施=9月22日/Gina Ferazzi/Los Angeles Times/Los Angeles Times via Getty Imag

(CNN) 米国で行われている新型コロナウイルスワクチンの1日あたりの新規接種回数が、米疾病対策センター(CDC)が1月半ばから調査を開始して以降で、最低の水準に落ち込んだことがわかった。

7日間平均でみると1回目のワクチン接種を行った人の数は23万1695人。この数字は前週と比較して31%減、1カ月前と比較すると47%減だった。米国では4月には1日あたり100万回の接種が行われていたが、当時と比べると接種回数は激減している。

予防接種を受けていない人が残り少なくなったわけではない。CDCによれば、16州では依然としてワクチン接種を終えた住民の割合は過半数に達していない。ワクチン接種の対象となっている人口の約25%に相当する約7000万人がまだワクチンを接種していない。

米国の人口全体のうちワクチン接種を終えた人の割合は55%あまり。ワクチン接種の対象者は間もなく拡大する可能性があり、接種を受ける人数も全体として増えるかもしれない。

米ファイザーと独ビオンテックは近く、12歳未満の子どもに対するワクチンの使用について当局に申請する計画だ。ファイザーの会長兼最高経営責任者(CEO)のアルバート・ブーラ氏は先ごろ、ABCの番組に出演して5~11歳の子どものデータをいつ提出するのか尋ねられた際、「数日の問題だ。数週間ではなく」と答えていた。

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