車運転してカリフォルニア目指した5歳児、ランボルギーニ乗車の夢かなう

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ランボルギーニを購入するために両親の車で幹線道路を走行した5歳児/Utah Highway Patrol

ランボルギーニを購入するために両親の車で幹線道路を走行した5歳児/Utah Highway Patrol

(CNN) 高級車のランボルギーニが欲しくて両親の車を運転し、幹線道路を走行しているところを警察に見つかった5歳の男の子。この話を知った地元の実業家の好意で、乗車の夢をかなえることができた。

両親のスポーツ用多目的車(SUV)を運転して一躍有名になったのは、ユタ州オグデンに住むエイドリアン・ザマリッパ君(5)。このニュースを見た地元の実業家ジェレミー・ネベスさんが、ランボルギーニの「ウラカン」にエイドリアン君を乗せようと申し出た。

一家は申し出を受け、エイドリアン君は自宅に戻った翌日の5日、ネベスさんの運転するウラカンで近所を1周した。ただし今回は自分で運転はせず、姉と母のひざの上に交代で座っての乗車だった。

姉のシドニー・エストラーダさん(16)は、「弟は本当にうれしそうだった」「あんなことがあった後だけに、顔を輝かせていた」と話す。

ネベスさんは電子メールでCNNの取材に応じ、「彼を車に乗せることで、夢の実現に少しだけ近づけて、夢はかなうと教えることができた」と述べ、「私もあんな子どもだった」と振り返った。

エイドリアン君は4日、家族が知らないうちに車の鍵を持ち出して両親の車に乗り、自分で運転して州間高速道路を走行していた。発見して停車させた警官に事情を聴かれると、ランボルギーニを買うためカリフォルニア州へ向かうつもりだったと打ち明けた。ポケットの中の所持金は3ドルだった。

エイドリアン君がいなくなった時、両親は仕事中で、姉のシドニーさんが面倒を見ていた。発見されるまでの時間は30分。家族は最悪の事態を恐れた。無事保護されて家族に再会すると泣き出したというエイドリアン君。両親に叱られて、もう二度としないと約束した。

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