医療従事者たちがハートマークで記念写真、NYに向かう機内で

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両手でハートマークを作って写真に収まる医療従事者ら/Southwest Airlines

両手でハートマークを作って写真に収まる医療従事者ら/Southwest Airlines

(CNN) 新型コロナウイルスの感染が拡大する米国で、ジョージア州アトランタからニューヨークへ向かう機内で医療従事者や乗務員、乗り合わせた乗客が両手でハートマークを作って記念撮影する出来事があった。

サウスウエスト航空によれば、約30人の医療従事者が同社の便でラガーディア空港に向かった。他の乗客もニューヨークを目指していた。

サウスウエスト航空はインスタグラムへの投稿で、「我々の多くが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響を感じていても、医療の専門家たちに何が起こっているのか知っている人はいない」と指摘。これらの勇敢な人々は多大なリスクのなかで常に自分たちが必要としているものよりも他者が必要としているものを優先しており、こうした暗い時期にあって彼らの無私の犠牲は希望の光であり、どれだけの感謝と称賛を贈っても足りないと述べた。

ニューヨーク州は新型コロナウイルスの感染で打撃を受けている。クオモ州知事によれば、30日午後の時点で新型コロナウイルスにより1218人が死亡した。

乗務員はこれほど多くの医療従事者がニューヨークに向かうことを搭乗するまで知らなかったという。

乗務員によれば、29人の医療従事者は意気軒高で困っている人たちを支援するために自分たちの役割を果たそうと考えていた。乗務員は感謝の気持ちを伝え、旅の無事を願ったという。

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