「7年間監禁された」 10代少年を保護、行方不明事件と関係か 米

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イリノイ州オーロラの警察が公開したティモシー・ピゼン君の写真/Aurora Police Department via AP

イリノイ州オーロラの警察が公開したティモシー・ピゼン君の写真/Aurora Police Department via AP

(CNN) 米ケンタッキー州でこのほど、誘拐犯から逃げてきたという14歳の少年が保護され、警察が捜査に乗り出した。少年は7年前にイリノイ州で行方不明になったティモシー・ピゼン君の名を名乗っているという。CNN系列局WCPOが伝えた。

WCPOがオハイオ州シャロンビル警察から得た情報として伝えたところによると、この少年はケンタッキー州キャンベル郡の当局に対し、7年間にわたってホテルで2人の男に監禁されていたと話しているという。

少年は、このホテルの場所は分からないと話しているが、走って逃げ続けて橋を渡り、ケンタッキー州に入ったと思われる。

シャロンビル警察は周辺のホテルを捜索したが、何も発見できなかった。

司法当局は現時点で少年の身元を確認していない。

当時6歳だったティモシー君は2011年5月、イリノイ州オーロラの学校から急用を理由に母親に連れ出された後、行方が分からなくなった。

母親は数日後、遺体で発見された。母親は遺書の中で、ティモシー君は面倒を見てくれる人たちと一緒にいると記し、「決して見つからないでしょう」と書き残していた。

ティモシー君が最後に目撃されたのは、ウィスコンシン州の公園だった。

オハイオ州の警察によると、誘拐犯は2人ともがっしりした体格の白人で、1人は首にクモの巣の入れ墨、もう1人は腕にヘビの入れ墨があり、ウィスコンシン州のナンバープレートがあるフォードのSUV(スポーツ用多目的車)を使っている。

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