米軍のB52爆撃機、南シナ海上空で訓練飛行

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米軍の「B52」が中国の軍事拠点化が進む南シナ海上空を飛行した/Tech. Sgt. Richard Ebensberger/US Air Force

米軍の「B52」が中国の軍事拠点化が進む南シナ海上空を飛行した/Tech. Sgt. Richard Ebensberger/US Air Force

ワシントン(CNN) 米太平洋空軍によると、米軍の戦略爆撃機「B52」が4日、中国の軍事拠点化が進む南シナ海上空を飛行した。

発表によると、米領グアムのアンダーセン空軍基地からB52の2機が出発し、1機は南シナ海付近で訓練飛行を実施してグアムへ戻った。もう1機は日本付近で米海軍、航空自衛隊との共同訓練に参加した。

いずれも、米軍が従来から太平洋地域で爆撃機の配備を維持してきた長期的作戦の一環で、国際法には違反していないという。

米軍は南シナ海付近で定期的に爆撃機を飛行させ、中国がかねて神経をとがらせているが、核搭載可能なB52による飛行は昨年11月以来だった。

昨年9月には、米軍が展開する「航行の自由」作戦で南シナ海を通過していた米駆逐艦「ディケーター」に中国軍の艦船が異常接近し、ディケーター側が衝突回避の操作を強いられた。

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