トランプ氏、政府機関の「閉鎖」を示唆 国境の壁や移民政策めぐり

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トランプ大統領は、国境の壁の予算などをめぐり、場合によっては政府機関の閉鎖も辞さない考えを示した/Chris McGrath/Getty Images

トランプ大統領は、国境の壁の予算などをめぐり、場合によっては政府機関の閉鎖も辞さない考えを示した/Chris McGrath/Getty Images

ワシントン(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領は29日、米議会が「国境の壁」の建設費用の支出や、移民政策をめぐる法改正を行わない場合は、政府機関の閉鎖も辞さないとの考えを明らかにした。

トランプ氏は29日のツイートで、選挙公約として掲げてきたメキシコとの間の「国境の壁」を含む国境警備に関して民主党員が賛成票を投じない場合には「私は政府機関を『閉鎖』する用意がある」と述べたほか、移民制度の改正にも言及した。

トランプ氏はこれまでにも国境警備や移民政策をめぐり政府機関閉鎖の可能性を示唆してきたが、今回のツイートではそれを明示した形だ。

トランプ氏は5月、壁の建設が行われない場合には、「しばらくの間」、政府機関を閉鎖すると示唆していた。2月にも議会が移民政策への対処で合意しない場合には、「政府機関の閉鎖を見たい」などと言及していた。

議会は3月、9月までの予算を成立させていた。トランプ氏は当時、拒否権の発動を示唆したものの、不満を漏らしながらも最終的には予算に署名していた。

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