溶岩が観光船を直撃、23人が重軽傷 ハワイ火山噴火

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ハワイで海に向かって流れる溶岩/USGS

ハワイで海に向かって流れる溶岩/USGS

(CNN) 米ハワイ州ハワイ島で続くキラウエア火山の噴火で16日午前、吹き飛んできた溶岩が近くを航行していた観光船を直撃し、23人が重軽傷を負った。ハワイ郡消防局が明らかにした。

溶岩に直撃された観光船は屋根に大きな穴が開いた状態で、ハワイ島のワイロア港に帰港した。手すり部分も損傷している。

現地の病院は、同船の乗客13人が同病院で手当てを受けたことを確認した。消防局によると、このうち4人は救急車で搬送された。20代の女性1人は大腿(だいたい)骨骨折の重傷を負っているという。3人の容体は安定している。

残る10人は軽傷で、船が到着したワイロア港で手当てを受けた。

船が溶岩に直撃された正確な場所や時刻は不明だが、溶岩が海へ吹き飛んでいる地点からワイロア港までは、船で1時間ほどの距離がある。

キラウエア火山は5月から噴火が始まり、溶岩が住宅地にまで流れ込んだ。

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