F16、米アンドルーズ基地付近で墜落 操縦士は無事

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米軍のF16が墜落、操縦士は脱出

ワシントン(CNN) 米東部メリーランド州にあるアンドルーズ統合基地の近くで5日、米軍のF16戦闘機が墜落した。米空軍の当局者2人がCNNに明かした。パイロットは緊急脱出して無事だったという。

空軍の当局者らによると、墜落は同州プリンスジョージ郡にある同基地から約6マイル(約9.6キロ)離れた地点で発生。通常の訓練任務中に起きたという。

当局者の1人は、パイロットは「人の住んでいない地域」で緊急脱出して無事だと指摘した。プリンスジョージ郡の消防幹部によると、墜落現場から1マイルほどの地点に安全に着地し、現在は付近の病院で手当てを受けているという。

警察によれば、同機は2つの居住地域に挟まれた森林地帯に墜落したため、地上にいた人が負傷したり、近隣の住宅が損壊したりしたとの報告はない。ただ残骸が飛び散った範囲は、一部の住宅から200ヤード(約180メートル)しか離れていない場所にまで及んでいるという。

当局者によれば、今回墜落したF16は、アンドルーズ統合基地に配属されている空軍州兵第113戦闘航空団のもの。F16「ファイティング・ファルコン」は米航空宇宙大手ロッキード・マーチン社製の多機能機で、多様な任務を遂行する目的で製造された。米空軍は現在、1000機ほどのF16を保有している。

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