一酸化炭素中毒か、ホテルの室内プールで1人死亡 米

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一酸化炭素中毒とみられる事故により死者が出た

一酸化炭素中毒とみられる事故により死者が出た

(CNN) 米ミシガン州南部の町ナイルズにあるホテルで1日、室内プールの周りに子供たちが倒れているのが見つかった。病院へ運ばれた9人のうち、1人は死亡が確認された。一酸化炭素中毒が原因とみられる。

ナイルズはインディアナ州境に近い人口約1万1000人の町。地元警察によると、死亡したのは市内に住む13歳の少年と判明した。

この少年と12~14歳の子どもたち5人がプールサイドで意識不明になっていた。もう1人の子どもは直前にプールから立ち去っていたが、1階の客室で意識を失っているのが見つかった。

さらに子どもたちの救助に当たった警官ら2人が一酸化炭素を吸い込んだとして手当てを受けた。

CNN系列局が伝えたところによると、警察が同ホテルに出動したのは午前10時ごろ。現場の一酸化炭素濃度は800ppmと、基準値の35ppmを大きく超えていた。

地元消防当局の責任者は、プールのヒーターが故障し、排気装置が正常に作動していなかったのが原因との見方を示した。修理作業のためホテルは閉鎖されている。

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