トランプ氏、入国禁止の新大統領令に署名 イラクは除外

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セッションズ司法長官は新大統領令を合法かつ適切な権限行使だと強調

セッションズ司法長官は新大統領令を合法かつ適切な権限行使だと強調

トランプ大統領はこの日、当初の予定より3週間以上遅れてホワイトハウスで大統領令に署名した。報道陣には取材させず、署名するトランプ大統領の写真をスパイサー報道官がツイッターに投稿した。ホワイトハウスは先週、比較的好感度が高かったトランプ大統領の議会演説に水を差すのを避けるため、大統領令への署名を先送りすることを決めていた。

イラクの除外については、同国首相などが入国禁止対象からイラクを外すよう、働きかけを強めていた。

ティラーソン国務長官はイラクを除外した理由について、国務省がイラク政府と協力し、イラク市民に対する審査を強化したことを受けた措置と説明。「米国はこうした緊密な連携を歓迎する」「改訂後の大統領令によって、米国と同盟国の安全が強化される」と語った。

セッションズ司法長官は今回の大統領令について、「最初の大統領令と同様に大統領の権限が合法的かつ適切に行使されたと確信している」と強調した。

一方、野党民主党の議員は今回の大統領令を「イスラム教禁止令2.0」と命名し、最初の大統領令が繰り返されたにすぎないと批判している。

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