米大統領就任式当日の暴動、起訴の人数２１４人に

（ＣＮＮ） 米首都ワシントンの大陪審はトランプ大統領の就任式当日に市内で暴動を起こしたとして計２１４人を起訴する決定を下したことが２２日までにわかった。

今月に入って起訴されていた２０９人に加え、２１日に新たに５人が暴動の重罪に問われた。有罪となれば最大で禁錮１０年、罰金２万５０００ドル（約２８０万円）の刑が言い渡される。

先月２０日の就任式では、「反ファシスト」を掲げてトランプ氏に抗議する黒装束の集団が暴徒化。起訴状によると、リムジンの運転手を襲ったり店舗の窓を割ったり、公用車を破壊したりした。参加者はスカーフやサングラス、ヘルメット、覆面で変装していた。

これに対し、当局は煙幕や閃光弾を使って鎮圧を図った。現場で警官６人が負傷し、参加者２３０人が拘束された。