米労働長官指名、パズダー氏が辞退 共和党内からも反対の声

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パズダー氏が労働長官の指名を辞退すると明らかにした

パズダー氏が労働長官の指名を辞退すると明らかにした

(CNN) トランプ米大統領が労働長官に指名していたアンドルー・パズダー氏は15日、指名を辞退すると発表した。閣僚候補の辞退はトランプ政権で初めて。

パズダー氏は複数のファストフードチェーンを運営する企業の最高経営責任者(CEO)を務める。同氏に対しては、労働問題に対する考え方や過去に不法移民を雇っていたことなどについて、民主党や労働問題の活動家から激しい反対の声が上がっていた。

共和党内でもパズダー氏に対する懸念が強まり、共和党上院議員がホワイトハウスに対し、パズダー氏が支持を失いつつあると伝えていた。これを受けて、パズダー氏は指名辞退を決めたとみられる。情報筋によれば、承認に賛成しないことを決めた議員はすでに4人おり、12人まで増える可能性があったという。

パズダー氏には、時給15ドルの最低賃金やオバマケアといった政策に反対してきた過去がある。

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