保護者に「ケータイ離しなさい」、米保育所の掲示に賛否両論

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ケータイに夢中で子どもに関心を持たない親に、米国の保育所が苦言を呈した

ケータイに夢中で子どもに関心を持たない親に、米国の保育所が苦言を呈した

(CNN) 「子どもを迎えに来たあなた。ケータイを離しなさい!!」――。米テキサス州ホックリーの保育所で保護者向けにそんな張り紙が掲示され、ソーシャルメディアで注目されて賛否両論の意見が展開されている。

この張り紙は、娘を迎えに来たジュリアナ・ファリス・マズルケビッチさんが保育所の窓にテープで張り付けてあるのを見付けた。ケータイばかり見て自分の子どもに気が回らない保護者に宛てた内容と思われる。

「子どもがその日仕上げた作品を親に渡そうとしているのに、親はケータイに夢中。子どもがマミー、マミー、と言う声が聞こえるのに、親の関心は自分の子どもよりもケータイの方ばかり。ゾッとします」

マズルケビッチさんはケータイを取り出してこの張り紙を撮影。1月27日にフェイスブックに投稿したところ、これまでに130万回以上も共有された。

保育所がこの張り紙を出したことに腹を立てているわけではないとマズルケビッチさんは言う。「職員は子どものことを一番に考えてくれている。たとえ保護者を怒らせたとしても」

コメント欄に寄せられた反響は賛否両論だった。「子どもにあいさつして今日はどうだったと尋ねることもできないの? 悲しい」と書き込んだ保護者は、保育所の張り紙に賛同している様子。

一方、保育所の職員に対して「子どもの保護者にケータイを使うなと指示するなんて何様のつもり? 仕事かもしれないし緊急かもしれない。何にしても余計なお世話」と不満をぶつける声もあった。

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