トランプ氏、台湾総統と電話会談 対中関係に影響も

2016.12.03 Sat posted at 10:15 JST

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(CNN) ドナルド・トランプ次期米大統領は2日、台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統と電話で会談した。トランプ氏の政権移行チームが声明で明らかにした。米中間の外交的な緊張が高まる可能性もある。

声明によれば、電話会談では蔡総統がトランプ氏に祝意を伝えた。両者は会談の中で、米台間に経済、政治、安全保障上の緊密なつながりが存在することに言及したという。トランプ氏の側も蔡氏が今年5月に台湾総統に就任したことに祝意を表明したとしている。

米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の中国専門家によれば、米大統領または次期米大統領と台湾総統との間の電話会談が公式に報告されたのは、米政府が1979年に中国政府との間に外交関係を樹立してから初めて。

今回の動きが台湾を自国の一部とみなす中国側を激怒させるのは必至だ。トランプ氏は米国と諸外国との関係に「予測不能性」を持ち込む必要性を公言しており、今回の会談はその最初の主要な兆候となった。

今回の電話会談により、トランプ氏が来年1月20日に大統領に就任する以前から米中関係が急速に悪化する恐れもある。

中国国営の中国中央テレビ局(CCTV)は即座に声明を出し、トランプ氏の動きは「一つの中国原則や、米国と中国本土との間で受け入れられている外交儀礼からの前例のない逸脱」だと評した。中国政府からの反応は現時点でないとしている。そのうえで「中国本土は米政府と台湾当局との間のいかなる公式な接触にも断固として反対すると意向を示している」と伝えた。


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