トランプ氏わいせつ行為疑惑、新たに女性2人が名乗り

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「私を物のように扱った」 トランプ氏司会番組の出演女性

ノースカロライナ州グリーンズボロ(CNN) 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏から過去に不適切な性的行為を受けたとする女性が相次ぎ名乗り出ている問題で、女性2人が14日、新たに名乗り出た。トランプ氏から性的な攻撃を受けたとしている。

新たに名乗り出たのはカリフォルニア州在住の写真家クリスティン・アンダーソンさん(46)と、過去にトランプ氏が司会を務めたテレビ番組に出演していたサマー・ゼルボスさん。

アンダーソンさんは、トランプ氏が1990年代初頭にスカートの下に指をすべり込ませ、下着の上から女性器に触ったと主張。ゼルボスさんは、2007年にトランプ氏から胸をつかまれ、無理やりキスを受けたとしている。

アンダーソンさんは14日付の米紙ワシントン・ポストに掲載されたインタビューの中で、1990年代初頭に米マンハッタンのナイトクラブで友人らと一緒に座っていたところ、男性が突然スカートの中に手を入れてきたと主張。アンダーソンさんはすぐ後に男性がトランプ氏だと気付いたという。2人はこれ以前、話したことも会ったこともなかったとしている。

一方、ゼルボスさんは担当弁護士が開いた記者会見で証言。この中で、ニューヨーク市にあるトランプ氏の事務所で2度にわたり唇にキスをされたと主張した。これとは別にビバリーヒルズでも無理やりキスを受け、胸を触られたとしている。

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