川の水に覚醒剤の成分、米ボルティモアの調査で検出

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高濃度の残留薬物の流入が、河川や湖沼の生態系に影響を及ぼすとみられる

高濃度の残留薬物の流入が、河川や湖沼の生態系に影響を及ぼすとみられる

こうした植物や昆虫は食物連鎖を形成していて、鳥やカエル、魚類などの餌になる。薬物や環境ホルモンなどの汚染物質が地中や飲料水に入り込む量が増えれば、人体に影響を及ぼす恐れもある。

直接的な健康への影響についてはまだ未知の部分が多く、さらに研究を進める必要があると研究チームは話している。

米国では過去の調査でも、抗うつ薬や抗生剤、抗ヒスタミン剤、抗凝血剤といった薬品の残留成分が河川や湖沼から検出されていた。米地質調査所が1999年~2000年にかけて実施した調査では、30州の河川などから採取した水の80%に残留薬物が見つかっている。

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