共和マケイン氏、「銃乱射事件はオバマ氏の責任」 後に修正

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共和党のジョン・マケイン上院議員が、銃乱射事件を受けオバマ大統領を批判した

共和党のジョン・マケイン上院議員が、銃乱射事件を受けオバマ大統領を批判した

ワシントン(CNN) 米共和党のジョン・マケイン上院議員は16日、フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた銃乱射事件について、オバマ大統領に「直接的な責任がある」との見解を示した。同大統領によるイラクからの米軍撤退の決断が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の台頭を招いたというのがその理由だ。ただ「オバマ氏個人」が責任を負うべきとの考えはなかったとして、後に発言を修正した。

マケイン氏は連邦議会で記者団に対し、ISISに忠誠を誓ったとみられる容疑者が49人を殺害した今回の銃乱射事件に言及。「事件の直接的な責任はオバマ氏にある。なぜなら同氏がイラクから米軍を撤退させたところ、アルカイダがシリアへやってきてISISになった。今日のISISがあるのは、オバマ氏によるまぎれもない失策のおかげだ」と語った。

アリゾナ州選出のマケイン氏はかねてからオバマ大統領の外交政策に辛辣(しんらつ)な批判を浴びせてきたことで知られる。

ところがこの後、マケイン氏は声明を出し、上記の発言について「言い間違いをした」と説明。「オバマ氏個人の責任というわけではなく、同氏の国家安全保障上の判断に原因があるとの意味だった。繰り返しになるが、2011年にイラクから米軍を完全に引き揚げたオバマ大統領の決断が、ISISの台頭につながった」と述べた。

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