銃乱射事件の容疑者、犯行中に妻へ携帯メッセージ

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銃乱射事件の最中、容疑者は妻に携帯電話でメッセージを送っていたという

銃乱射事件の最中、容疑者は妻に携帯電話でメッセージを送っていたという

(CNN) 米フロリダ州オーランドの銃乱射事件で、死亡したオマル・マティーン容疑者が立てこもり中に妻と携帯電話でメッセージをやりとりしていたことが捜査関係者の話で明らかになった。

銃撃を始めて約2時間が経過した12日午前4時ごろ、トイレに立てこもっていた容疑者は妻にメッセージを送り、ニュースを見たかと尋ねたという。

妻は容疑者に「愛している」といったメッセージを送ったという。別の捜査関係者によれば妻は容疑者に何度も電話をかけたという。

電話をかけたのが銃撃事件の報道が始まった後だったことから、妻はマティーン容疑者の関与の可能性を悟っていたとみられる。容疑者は電話に出なかった。

マティーン容疑者は過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓っていたとされ、フェイスブックにも「数日のうちに米国内でISISの攻撃があるだろう」などと投稿をしていた。その一方で犯行の原因となったのは性的指向に関する悩みだったのではとの見方もでている。

事件現場のナイトクラブの常連客によれば、容疑者はここ数年、しばしば店を訪れていた。店で容疑者と顔を合わせたというある男性は、同性愛者向け出会い系アプリでもメッセージを受け取っていた。この男性によれば友人の1人は容疑者から性器の写真を受け取ったという。「2人はあと一歩で付き合うところだった」と男性は言う。

捜査関係者によれば、連邦捜査局(FBI)は出会い系アプリで容疑者と接触があったとする人々からも話を聞いている。

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