米フロリダ乱射、容疑者はISISに「忠誠」 入念に準備か

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米オーランドのナイトクラブで銃乱射事件があった

米オーランドのナイトクラブで銃乱射事件があった

フロリダ州オーランド(CNN) 米フロリダ州オーランド中心街にある同性愛者向けのナイトクラブで12日未明、男が銃を乱射し、50人が死亡、少なくとも53人が負傷した事件で、オーランド警察の責任者は同日、「犯人は事前に犯行を計画、準備していた」と述べた。共犯者は見つかっていないという。

男は米国生まれのオマル・マティーン容疑者(29)。当局者によると、犯行現場からかけた緊急通報電話で過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓い、ボストン・マラソン爆破テロ事件に言及していた。

イスラム過激派系のサイトに犯行声明は出ていないが、ISIS支持者らのフォーラムには犯行を称賛する書き込みが相次いだ。ISIS系の違法サイトには「ISISの戦闘員」による犯行だとするアラビア語のメッセージが書き込まれた。ただISISが指示したとは主張していない。

マティーン容疑者は1986年にニューヨークで生まれ、最近はオーランドから南東へ約190キロ離れたフォートピアスに住んでいた。容疑者のアパートを家宅捜索した警察は、爆発物の恐れがあるとして同アパートに住む約200人を退避させた。

同容疑者は2007年以降、民間警備会社に警備員として勤務。09年にウズベキスタン出身の女性と結婚したが、11年に離婚手続きをしていた。

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