米ゴリラ射殺 園長「同じことする」、保護者の責任問う声も

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安全性が確認された後、再開される見通しだという

安全性が確認された後、再開される見通しだという

ニシローランドゴリラは深刻な絶滅の危機に瀕していて、野生の個体数は17万5000頭を切っている。動物園では世界で765頭が飼育されているという。

目撃者によれば、ハランベは最初、男の子を助けようとしているようにも見えたという。しかし見物人の悲鳴が大きくなると、男の子を堀の隅に放り投げて前に立ちふさがり、続いて男の子の足を持って水の中を引きずり回した。その直後、ハランベは射殺された。

この対応についてゴリラ保護団体の関係者は、餌やおもちゃで気をそらすなど、別のやり方があったのではないかと疑問を投げかける。

メイナード園長によれば、麻酔銃では効果が出るまでに時間がかかって手遅れになる恐れがあり、ダーツでゴリラが興奮して状況を悪化させかねないと判断したという。

ゴリラよりも人命を優先させた動物園の対応を支持する声も多く寄せられている。

シンシナティ動物園はゴリラ舎の安全性を確認した上で一般展示を再開する方針。

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