米国の武器輸出先、サウジが筆頭 アジア勢もお得意様

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ワシントン(CNN) オバマ米大統領はこのほど米国からベトナムへの武器禁輸について解除する方針を明らかにしたが、世界の武器輸出に占める米国のシェアはほぼ33%を占めて群を抜く。スウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」によれば、米国の2011~15年の筆頭の輸出先はサウジアラビアだった。

2位以下はアラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、韓国、オーストラリア、台湾、インド、シンガポール、イラク、エジプトの順。中東への輸出は現時点で約40%を占める。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の台頭が続く中、当面はこの状況が続くと専門家は予想する。

米国から輸出する武器は小火器から戦闘機、戦車、ミサイルまで多岐にわたる。

アジアでも北朝鮮の核開発やミサイル開発、南シナ海での中国の軍事力増強といった事態を受け、複数の国が武器輸入を増やしている。米国とベトナムの関係も、中国の行動に対してベトナムが警戒を強める中で強化された。

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