米国防総省、F35とA10の性能比較試験を計画

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冷静時代に製造されたA10

冷静時代に製造されたA10

一方、F35は多様な役割を担うことを念頭に開発されており、A10とまったく同じ方法で機能するわけではないと、国防総省の当局者は指摘する。同省のフランク・ケンドル次官(調達・技術・兵たん担当)は上院公聴会で、「F35が近接航空支援を行う方法はA10とは異なる」として、A10とは異なる方針で運用していく考えを明らかにした。

ギルモア局長によると、性能比較試験では、標的を迅速かつ正確に攻撃する能力についてF35の作戦遂行能力を見極める方針。

国防総省は、試験では多目的機であるF35が勝利するとみている。ギルモア局長は「高脅威環境ではF35がA10よりも有利であることは明白だ」との見方を示す。ケンダル次官も「空対空戦闘ではA10は無力だ」と指摘。一方、F35は「航空支配や攻撃、近接航空支援など多様な任務を遂行すること」を念頭に開発されたとしている。

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