トランプ陣営の選対責任者を逮捕、女性記者への暴行容疑

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トランプ氏は自身の選対責任者に対する訴えに懐疑的な見方を示す

トランプ氏は自身の選対責任者に対する訴えに懐疑的な見方を示す

(CNN) 米大統領選に向けた共和党の候補者指名を目指す実業家、ドナルド・トランプ氏の選挙対策責任者が女性記者の腕を乱暴につかんだとして、フロリダ州ジュピター市内で逮捕された。

地元警察がCNNに語ったところによると、選対責任者のコーリー・ルワンドウスキ容疑者は29日午前に出頭し、ミシェル・フィールズさんに対する軽犯罪法違反の容疑で逮捕された。その後釈放されたが、5月4日に裁判所へ出廷する予定。警察は同時に、暴行の現場とされる場面を頭上のカメラがとらえた映像を公開した。

トランプ陣営の報道担当者とルワンドウスキ容疑者の弁護士は29日、同容疑者は「絶対に無実」だとする声明を発表。本人は罪状認否で無実を主張するだろうと述べた。

フィールズさんはトランプ氏の支持者らに人気のあるニュースサイトの記者を務めていた。今月8日、トランプ陣営による記者会見の会場でルワンドウスキ容疑者に左腕を強く引っ張られたとして、11日に警察に通報した。事情を聴いた警官によると、フィールズさんは「後ろへ倒れそうになった」と話し、腕をつかまれた痕とみられるあざを見せたという。

フィールズさんは翌週、ニュースサイト側の初期対応が不十分だったとして同サイトの記者職から退いた。

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