民主候補 クリントン氏が7州、サンダース議員は4州で勝利

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民主党候補ではクリントン氏(右)が過半数を制した

民主党候補ではクリントン氏(右)が過半数を制した

ワシントン(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和・民主両党による候補者選びで、10を超える州で一斉に予備選・党員集会が実施される「スーパーチューズデー」が開催され、民主党では、ヒラリー・クリントン前国務長官が7州で勝利確実とした。一方、バーニー・サンダース上院議員は地元のバーモント州を含め4つの州で勝利を収める見通し。

クリントン氏は、南部のジョージアやテネシーをはじめ、テキサス、バージニア、アラバマ、アーカンソー、マサチューセッツの7州で勝利。この日に開票が行われる11州と米領サモアのうち過半数をおさえた。

サンダース議員は、地元のバーモントをはじめ、オクラホマ、コロラド、ミネソタの4州で勝利した。

クリントン氏が南部諸州で勝利を収めたことは、同氏がアフリカ系(黒人)の有権者からの支持が高いことの証しといえそうだ。

サンダース氏はバーモント州の集会で、「この選挙戦はただ大統領を選ぶだけではない」と指摘。米国の変革につながるものだと訴えた。

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