米連邦最高裁のスカリア判事が急逝 後継任命めぐり攻防へ

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米連邦最高裁のスカリア判事

米連邦最高裁のスカリア判事

(CNN) 米連邦最高裁のスカリア判事が旅行先の米テキサス州で急逝した。79歳だった。政府筋と遺族の友人が13日、CNNに語った。最高裁判事は共和党の大統領に指名されたスカリア氏を含む5人と、民主党大統領の指名を受けた4人で構成されており、スカリア氏の後任をめぐって政治的な駆け引きが起こる可能性が出ている。

政府当局者の話によると、スカリア氏は友人らと同州へ狩りに行っていた。12日夜に気分がすぐれないと言って寝室に入り、13日朝の朝食には起きてこなかった。友人らが同氏を置いて狩りに出た後、寝室の様子を見に行った人が呼び掛けた時にはすでに反応がなかった。

当局者によると、連邦保安局が遺体の送還を手配しているが、事件として捜査する予定はないという。

最高裁のロバーツ長官は「裁判所と国家にとって大きな損失だ」と述べた。

ホワイトハウスのシュルツ副報道官によると、オバマ大統領は13日午後に知らせを受け、ミシェル夫人とともに遺族に弔意を表した。

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