中国主席を迎え晩さん会、IT大手のCEOらが同席

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オバマ大統領と習国家主席の両夫妻が出席した晩さん会に著名人が集まった

オバマ大統領と習国家主席の両夫妻が出席した晩さん会に著名人が集まった

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は25日、訪米中の習近平・中国国家主席をホワイトハウスに招いて晩さん会を開いた。会場には米エンタテインメント業界やIT業界の大物が顔をそろえた。

両首脳のテーブルにはアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグCEO、ディズニーのボブ・アイガーCEO、ドリームワークスのジェフリー・カッツェンバーグCEOが同席した。

フェイスブックは中国でアクセスが禁止されているが、アップルは長年にわたって中国で部品を生産し、さらに同国での市場拡大を狙っている。ディズニーは中国本土で初となる上海ディズニーランドを建設中だ。

習氏は国賓として米国を訪問している。ホワイトハウス南庭にはこの日、21発の礼砲が響いた。オバマ大統領とともに習夫妻を出迎えたミシェル夫人は、中国系米国人のデザイナー、ヴェラ・ウォンの黒いドレスを着ていた。

一方ワシントン市内では、中国政府の少数民族政策に抗議するデモも展開された。晩さん会には、その実態を報告する国際人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国担当責任者も招かれた。

外国首脳を迎えた晩さん会では米国と相手国の料理を取り混ぜたメニューが提供されることが多い。しかしこの日のメニューはメイン産のロブスターやコロラド産の子羊など米国料理が中心で、付け合わせの点心やパンナコッタの天ぷらがアジアの風味を添えていた。

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