警察航空機など2機にレーザーを連続照射、男逮捕 米加州

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(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の保安官事務所は6日までに、強力なレーザー光線を商業用航空機や光線の出所を調べに来た警察航空機の操縦席に照射した疑いで27歳の男を逮捕したと発表した。

同保安官事務所がフェイスブック上に載せた報道発表文によると、照射は3日夜、ランカスター地区の上空で発生。商業用飛行機の操縦席は複数回光線をあてられ、パイロットの視力に一時支障が出る被害があった。

被害の連絡を受けた保安官事務所が航空機を飛ばして、光線の出所の調査を開始。場所は直ぐに判明したが、直後に数度の照射を受け、同機操縦士の視力にも一時障害が生まれていた。

この操縦士は地上の保安官に連絡し、光線の発生場所を通知。ランカスター地区内の民家で男を逮捕した。容疑罪名は航空機へのレーザー光線照射となっている。高出力のレーザー光線の発生装置も見付けたという。

米国では航空機操縦席に対するレーザー光線照射事件が全国的な問題となっている。ニュージャージー州では今年8月、同州上空を飛行していた操縦士12人が被害を報告していた。

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