「エスコート」紹介サイト、売春あっせんの疑いでCEOら逮捕

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ツイッター上に公開されたレントボーイ・ドット・コムのアカウント画面=TWITTER

ツイッター上に公開されたレントボーイ・ドット・コムのアカウント画面=TWITTER

(CNN) インターネット上で男性の「エスコート」を紹介するとうたい、売春をあっせんしていた疑いで、広告サイト「レントボーイ・ドット・コム」の最高経営責任者(CEO)らが逮捕された。

CEOのジェフリー・ヒュラント容疑者(50)ら7人は25日午前に逮捕され、ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁に出廷した。

連邦検察は同サイトについて「合法性を装いながら、実際はネット上の売春宿として、不法に多額の利益を得ていた」と述べた。サイトは1997年、男性エスコートの広告サイトと称して開設され、「性的サービスの宣伝料として月額59.95ドル(約7200円)から数百ドルの会費を徴収していた」という。2010年以降の収益は1000万ドル余りに上ったと推定される。

ヒュラント容疑者は裁判所前で記者団に、「早朝6時に押しかけられて驚いた」、「売春を奨励するようなことはしていない。善良な人々のために善良なことをしただけ」などと語った。

同サイトに入る前に表示される注意書きには「性的サービスの宣伝やセックスの見返りに料金を請求する活動など、不法行為には利用できない」と書かれているが、検察は「不法な売春の宣伝を目的として作られたサイトだ」と主張する。

連邦当局は25日午前、同社のニューヨーク事務所を捜索し、文書やコンピューターなどを押収。さらに、6つの銀行口座から不当な収益とされる計140万ドルを押収した。

州境や国境をまたいだ売春あっせんなどの行為は連邦犯罪として裁かれる。ヒュラント容疑者らは有罪となった場合、最大で禁錮5年、罰金25万ドルの刑を言い渡される可能性がある。

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