米の最大脅威はロシア、陸軍首脳がウクライナ情勢から分析

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米陸軍のオディエルノ参謀総長

米陸軍のオディエルノ参謀総長

(CNN) 近く退任する米陸軍のレイモンド・オディエルノ参謀総長は13日までに、ウクライナ情勢などに言及し、米国が現在直面する最大の脅威はロシアとの認識を示した。

CNNの取材に述べたもので、ロシアはウクライナで相当に巧妙な作戦を遂行出来る能力の一端を見せ付けたとし、米国はこの事実を重視すべきと主張した。ロシア軍は米国の他の潜在的な敵対勢力より成熟していることを見せ付けたとも述べた。

ロシアがウクライナで見せている各種能力を組み合わせた戦闘戦術の水準に対抗可能な米軍の旅団は全体の3分の1程度に過ぎないとの見方も表明。ロシアが次にラトビアやエストニアのような北大西洋条約機構(NATO)加盟国に介入する可能性への懸念も示した。

また、ロシアが、NATO同盟国が両国の防衛で打ち出す軍事力の程度を過小評価し、紛争につながる見込み違いが生じることへの危惧も表明。NATOなどが取るべき対応策は、ロシアの侵略の可能性を封じ込めるための対応能力の強化とも主張した。

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