すしの冷凍マグロが原因か、62人がサルモネラ感染 米

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CDCは患者の大半が生のマグロのすしを食べていたと発表

CDCは患者の大半が生のマグロのすしを食べていたと発表

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は23日までに、米11州で62人のサルモネラ感染が確認されたと発表した。すし用の冷凍マグロが原因と見られ、米国内の飲食店などにマグロを卸していたオサムコーポレーションは、インドネシアの加工場で処理したマグロのリコールを発表した。

CDCによると、患者のほとんどは、症状が出る数日前に生のマグロのすしを食べていたことが分かった。62人のうち11人は入院したが、死亡例は報告されていない。

リコールの対象となるのは5月9日から7月9日にかけてオサムコーポレーションが全米の飲食店や食品店に販売した冷凍マグロと、すしチェーン店向けに5月20~26日に卸した冷凍キハダマグロ。

患者の発生数はカリフォルニア州が34人と最も多く、以下アリゾナ州11人、ニューメキシコ州6人などとなっている。

今回のサルモネラ菌による食中毒は3月5日~7月7日に発生した。実際の患者数は7月19日までに確認された数字を上回っている可能性もある。

最年少の患者は1歳未満、最高齢は83歳だった。乳幼児や高齢者は生の魚や貝類を避けた方がいいとCDCは勧告している。

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