犬のインフルエンザ流行、1000匹以上が感染 米

2015.07.07 Tue posted at 16:55 JST

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(CNN) 米国の複数の州で犬のインフルエンザ感染が拡大し、獣医師などが飼い主に注意を呼びかけている。

イリノイ州シカゴなど米中西部では4月に1000匹上の犬がインフルエンザに感染。ジョージア州アトランタでも6月25日までに55匹の感染が確認された。

コーネル大学によれば、アイオワ、インディアナ、マサチューセッツなどの州でも感染が報告され、ミネソタ州では初の感染が確認された6月中旬、保護施設が里親探しを中止した。

犬インフルエンザの原因となるのは「A H3N8」「A H3N2」という2種類のウイルス。米疾病対策センター(CDC)によれば、感染するのは動物のみで、犬から人に感染した事例は見つかっていない。

感染が確認された州では飼い主に対し、ドッグパークなど不特定多数のペットが集まる場所を避けるよう勧告している。

今回の流行を引き起こしているのは主にH3N2ウイルスで、これまでは中国やタイなどで流行していたが、4月に初めて北米で感染が確認された。同ウイルスは猫にも感染する。

一方、H3N8は馬から犬へと感染が広がり、米国では2004年に初めて犬の感染が確認された。

犬がインフルエンザに感染すると咳(せき)や鼻水、食欲不振、高熱などの症状が表れ、重症化すると肺炎を起こす恐れもある。ただ、死に至る確率は低く、ウイルスに感染しても発症しないケースもあるという。

特定の治療法は存在せず、病院では免疫力を高める治療を行っている。H3N8のワクチンも存在するが、H3N2まで予防できるかどうかは分かっていない。


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