今度は米南部で脱獄、住民の通報で捕まる 看守の女が加担か

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(CNN) 米南部ノースカロライナ州の刑務所から受刑者が脱獄する事件があり、この受刑者と性的関係にあったとされる看守の女が脱獄に加担した疑いで訴追されたことが30日までに分かった。米国ではニューヨーク州でも脱獄があり、やはり刑務所職員の女が脱獄を手助けしたとして逮捕されている。

クリストファー・マクニール受刑者(29)は28日、ノースカロライナ州ポークトンにあるブラウンクリーク刑務所から脱獄した。同受刑者は殺人罪で14年の禁錮を言い渡されて服役中だった。

州公衆安全当局によると、マスコミの報道で写真を見た住民から同日夜に通報があり、マクニール受刑者は幹線道路を歩いているところを見つかって拘束された。

この事件に関与した疑いが持たれているのはブラウンクリーク刑務所の看守、ケンドラ・ミラー容疑者(33)。受刑者と性的関係を持ち、電動工具を渡すなどして脱獄をそそのかし、手助けしたとされる。同容疑者は昨年12月からこの刑務所の食事係として勤務していた。

ニューヨーク州でも今月、クリントン刑務所から受刑者2人が脱獄する事件が起きたばかり。このうち1人は26日に射殺され、もう1人は28日に拘束された際に警官に撃たれて重体となっている。

こちらの事件ではクリントン刑務所の職員だったジョイス・ミッチェル容疑者が、2人の脱獄に関与した疑いで逮捕された。

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