NY脱獄囚2人、山小屋でDNAを検出 周囲を大規模捜索

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同情報筋によれば、両受刑者は徒歩で逃走中とみられ、当局は2人の封じ込めを図っている。両受刑者が無線通信を傍受している可能性もあるという。遭遇した相手を傷付ける恐れもあることから、当局は周辺住民らに厳重な警戒を呼び掛けている。

マット受刑者らは工具で刑務所の壁に穴を開け、地下トンネルをたどってマンホールから脱出したとされる。CNNが22日、情報筋から入手した情報によると、工具は冷凍のひき肉に埋め込んだ状態で刑務所内に持ち込まれた可能性がある。両受刑者の棟では自炊が認められていた。

当局は、2人の脱獄に加担した疑いで逮捕された刑務所職員、ジョイス・ミッチェル容疑者(51)が工具の持ち込みに関与したかどうかについて、詳しく調べている。ミッチェル容疑者は縫製作業の指導員で、マット受刑者と性的関係をもっていたとされる。脱獄をめぐっては、さらに男性看守1人が停職処分を受けている。

捜査当局は20日、刑務所から400キロ以上離れたペンシルベニア州境付近で線路沿いに歩く2人組が目撃されたとの情報に基づき、捜査要員約300人を送り込んで捜索に乗り出していた。しかし焦点がフランクリン郡に移ったため、州境での捜索は21日夜に打ち切ったという。

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