米南部の黒人系教会で発砲事件、9人死亡 白人容疑者が逃走

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米サウスカロライナ州チャールストンのアフリカ系教会で発砲事件

米サウスカロライナ州チャールストンのアフリカ系教会で発砲事件

(CNN) 米南部サウスカロライナ州チャールストンの警察によると、同市にあるアフリカ系(黒人)の教会で17日夕、徒歩で侵入した白人の男が発砲し、聖書の勉強会に集まっていた9人を殺害した。

地元警察によると、容疑者は犯行後、逃走した。現地時間で18日早朝の段階でも拘束などされていない。男は20代とみられ、灰色のスウェットシャツ、ジーンズ姿でブーツを履いていた。

犯行の現場は、アフリカン・メソジスト監督教会で、米南部地域では同教派で最古の教会だという。

地元警察によると、銃弾を浴びて8人が即死、別の1人が搬送先の病院で死亡した。銃撃を受けた際、教会内にいた人数は不明。警察は、複数の生存者がいると述べたが詳細には触れなかった。

警察はヘイトクライム(憎悪犯罪)事件として捜査している。同市のライリー市長は「教会に歩いて入り込み、祈っていた人々を撃つのは憎悪の犯行以外考えられない」との見方を示した。

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