男性の死亡巡る新事実が次々に浮上、抗議デモ止まず ボルティモア

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ボルティモアで死亡の男性について新証言が浮上

(CNN) 米メリーランド州ボルティモアで警察に逮捕された黒人男性フレディー・グレイさん(25)が死亡した経緯を巡り、報道や関係者の証言を通じて次々に新事実が明るみに出ている。警察の説明に対して不満やいら立ちを募らせる住民の抗議デモは30日も続き、ボルティモアの夜間外出禁止令は同日で3日目に入った。

焦点となっているのは、グレイさんが警察のワゴン車に乗せられていた約40分の間に何が起きたのかという問題だ。

ワシントンのテレビ局WJLAは複数の捜査関係者の話として、これまでの捜査の結果、グレイさんが致命傷を負ったのは逮捕された時ではなく、警察のワゴン車の中だったことが分かったと伝えた。

検視の結果、グレイさんはワゴン車の中で車体の後部に強く体をぶつけて致命傷を負い、恐らく首の骨を折って死に至ったと断定されたという。体をぶつけた経緯や負傷した原因は不明だとしている。

この報道について検視当局は、捜査中を理由にコメントを避けた。検視報告書は週明けまでに州の検察に提出する見通しだとしている。

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