「血の日曜日」から50年、オバマ大統領が演説 アラバマ

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「血の日曜日」から50年

アラバマ州セルマ(CNN) 米アラバマ州セルマで白人と平等の投票権を求めて行進する黒人のデモ隊が警官隊に弾圧された「血の日曜日」事件からちょうど50年がたった7日、流血の舞台となった橋のたもとで記念式典が開かれ、オバマ米大統領らが演説した。

オバマ大統領は演説で「われわれの行進はまだ終わっていないが、終点に近付いてはいる」と語った。

大統領は行進の参加者を「英雄」とたたえ、その行動は「非暴力の変革が可能であること、愛と希望が憎悪を克服できることを証明した」と強調した。

同事件では1965年3月7日、有権者登録の人種差別に抗議する黒人ら約600人が、セルマから州都モンゴメリーを目指して出発した。橋で待ち構えた警官隊が催涙ガスなどでデモ隊を攻撃する場面は映像や写真で報道され、全米に衝撃を与えた。

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