オバマ氏、イスラエル首相をけん制 イラン核問題巡り

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オバマ大統領。イラン核計画に対する姿勢を巡り、イスラエル首相との姿勢の違いが際立っている

オバマ大統領。イラン核計画に対する姿勢を巡り、イスラエル首相との姿勢の違いが際立っている

ワシントン(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相が3日に予定している米議会での演説を前に、オバマ米大統領とネタニヤフ首相が2日、イラクの核開発計画を巡ってそれぞれ大きくかけ離れた姿勢を示した。

オバマ大統領はロイター通信の取材に応じ、イランの核活動を少なくとも10年凍結させる検証可能な合意が成立すれば、「我々が取り得るいかなる軍事行動よりも、イスラエルが取り得るいかなる軍事行動よりも、さらには制裁よりもはるかに効果的に、同国の核開発計画を制御できる」とけん制した。

さらに、2013年にイランと結んだ核開発縮小の暫定合意に対するネタニヤフ氏による非難にも言及。「ネタニヤフ氏は『ひどい合意だ。イランに500億ドル規模の猶予を与える結果になる。イランは合意を守らない。何も実現しない』といった主張を続けた」「実際には、これまでイランは核計画を進めることなく、多くの点で計画を後退させた」と述べ、ネタニヤフ氏の非難は不当だと強調した。

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