オバマ氏、サウジ訪問を急きょ決定 国王死去で弔問

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オバマ米大統領(右)とアブドラ国王。オバマ氏はサウジ訪問を明らかにした=2010年6月、米ホワイトハウスで撮影

オバマ米大統領(右)とアブドラ国王。オバマ氏はサウジ訪問を明らかにした=2010年6月、米ホワイトハウスで撮影

(CNN) 米ホワイトハウスは24日、オバマ大統領がインド訪問の滞在日程の一部を変更し、アブドラ国王が死去したサウジアラビアを27日に急きょ訪れると発表した。

サウジでは前国王の遺族らに弔意を伝えると共に、サルマン新国王とも会談する見通し。前国王の死去に伴う弔問では当初、オバマ氏に代わり、バイデン副大統領が米代表団を率いる予定だった。

前国王の葬儀は23日に執り行われた。世界各国の首脳がサウジ入りする弔問外交が行われている。

オバマ氏は25日にインドに到着予定で、両国関係の強化に努める。26日にはインドのモディ首相と共に、米国大統領として初めてインドの共和国記念日の式典に参加する。

ホワイトハウスのアーネスト報道官によると、オバマ氏のインド訪問の日程変更はインド政府と調整して実現した。27日にインドで演説した後、サウジへ向かうという。オバマ氏が当初計画していたインド・アグラにあるタージマハール霊廟(れいびょう)の見学は中止となった。

オバマ氏が中東での主要な同盟国であるサウジ入りを急に決めた理由は不明。ただ、オバマ政権は今月、パリで起きた連続テロ銃撃事件を受け国際社会の団結を示すために実行された大規模な行進に政府高官を派遣せず、批判されたいきさつがある。

この行進には各国首脳らが集い、オバマ政権は失態を認めていた。

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