元ニューヨーク州知事のクオモ氏が死去、知事を3期

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クオモ元NY州知事が死去、業績を振り返る

(CNN) マリオ・クオモ元米ニューヨーク州知事が1日、自宅で死去した。82歳だった。クオモ氏は、大恐慌時代のニューヨーク・クイーンズ区の生まれで、1983年から95年まで知事を3期務めた。また1984年の民主党大会で行った熱意あふれる基調演説は、今でも名演説として語り継がれている。

クオモ氏は最近、心臓病の治療のため入院していた。遺族は死因について、「心不全による自然死」としている。

クオモ氏は、1978年にヒュー・ケアリー州知事の伴走候補者として副知事に選出され、4年後にケアリー氏の退任に伴い、自ら知事選に出馬し、勝利した。

その後、減税や予算均衡、公共教育、アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)などに力を入れ、見事3選を果たした。1994年に4選を目指して知事選に出馬したが、共和党のジョージ・パタキ氏に敗れた。

クオモ氏は、死刑の反対論者としても知られた。

家族は60年連れ添った妻マチルダさんと、5人の子どもがいる。長男が現ニューヨーク州知事で、1日に2期目の就任宣誓を行ったアンドルー氏。その下の息子のクリス氏はCNNの「New Day」のホストを務める。

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