元妻ら6人殺害の容疑者、遺体で発見 自殺か 米

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元妻ら6人殺害の容疑者、遺体で発見 自殺か

(CNN) 米ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊のアパートなど3カ所で元妻ら6人を殺害、逃走していたとされる男が、16日までに遺体で発見された。刃物で自殺したとみられる。

ブラッドリー・ウィリアム・ストーン容疑者(35)は15日、元妻のニコールさん(33)とその親族5人を殺害した疑い。ニコールさんのおい(17)も両手と頭部を切られて重傷を負った。

ストーン容疑者の遺体は自宅から数百メートルの林で見つかった。検視の最終結果は未発表で、死亡推定時刻などは特定できていない。

同容疑者はニコールさんを自宅アパートで殺害した後、ニコールさんとの間の娘2人を連れ出していた。近隣の住民の話によれば、「ママ」と叫ぶパジャマ姿の娘たちをせき立て、車に乗せて走り去ったという。

翌朝午前5時半ごろ、自宅近くの家に娘たちを預けたのを最後に姿を消していた。娘たちは無事保護されている。

同容疑者とニコールさんは2009年に離婚。養育権を巡り、最近も激しく争っていた。

容疑者の友人を名乗る男性は衝撃を隠せない表情で、「人助けに労を惜しまない親切な男だった。信じられない」と語った。

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