小型機が民家に墜落、６人死亡　米メリーランド

（ＣＮＮ） 米首都ワシントン郊外で８日、小型飛行機が民家に突っ込み爆発、炎上した。地元消防当局の報道担当者によると、搭乗していた３人と民家にいた３人が死亡した。

米連邦航空局（ＦＡＡ）によると、メリーランド州モンゴメリー郡で同日午前１１時ごろ、郡飛行場に着陸しようとしていた小型双発機が墜落した。

消防当局の責任者は同日午後、現場付近での記者会見で、小型機に乗っていた３人の死亡が確認されたと発表。民家に住む母親と２人の幼い子どもの安否が分からず捜索中と述べていた。

近所に住む女性はＣＮＮ系列局とのインタビューで、「大きな音がして駆け付けたときには、飛行機が家の側面に激突して墜落していて、大音響とともに爆発した。家の中か裏側から叫び声が聞こえた」と語った。小型機は墜落直前、高度が不安定になっていたとの目撃証言もある。

爆発と火災で近隣の民家２棟も損傷を受けた。ＦＡＡと国家運輸安全委員会（ＮＴＳＢ）が現場検証に当たっている。